「よそ者」学生、胎内の魅力発掘 インターン6人、道の駅刷新や冊子作成 新潟 – 産経ニュース



 県内外の大学生6人が期間限定で胎内市に移り住み、集落の活性化や観光振興をテーマにしたインターンシップ(就業体験)に8月中旬から約1カ月間、住民とともに取り組んだ。学生たちは「道の駅胎内」(同市下赤谷)の刷新や市の魅力を発信する冊子づくりにチャレンジ。市はこの事業で意欲のある「よそ者」に胎内の新たな魅力を発掘してもらい、地域振興につなげたい考えだ。

 課題解決型と銘打ったインターンシップは、昨年に続き2回目。

 学生6人は2グループに分かれ、道の駅の施設内を刷新するプロジェクトと、集落の魅力を取材して「ムラだより」の冊子を作成するプロジェクトに、それぞれ取り組んだ。

 道の駅を刷新するチームのメンバーは県立大3年の山縣マミさん(20)、新潟大2年の仲島光希さん(20)、上智大1年の小松美穂さん(18)-の3人。チームは7日夜、同駅で地元住民や市職員ら約20人にプロジェクトの成果を報告し、魅力を高めるために地元産の木材で製作した10セットのテーブルとイスを披露した。「来館者のアンケートで家族連れが多いことが分かり、並んで座れるイスがあればいいと考えた」(小松さん)

 3人は、趣味で家具を手掛けている同市の皆川茂雄さん(90)から指導を受け、約2週間で完成させた。安定感を出すために底部に切り込みを入れるといった工夫を凝らしたという。「思ったよりも学生たちの上達が早く、手触りが良いものに仕上った」と皆川さん。「雰囲気が変わり、素晴らしい」とテーブルとイスへの住民らの評価は高く、道の駅で実際に利用されることになった。

 山縣さんは「時間の制約がある中で、ニーズに合ったものを作る難しさを感じた」とインターンを振り返り、仲島さんは「胎内での特別な経験を生かし、将来は出身地の山形県天童市で地域おこしに携わりたい」と笑顔を見せた。 (松崎翼)




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