地域再生の要開所 「いいたて村の道の駅までい館」 初日から大勢来場 – 福島民報



花卉を買い求める来場者

 飯舘村の特定復興再生拠点となる「いいたて村の道の駅までい館」は8月12日、同村深谷の県道原町川俣線沿いにオープンした。連休を利用して訪れた多くの家族連れらが買い物や食事を楽しんだ。村民は東京電力福島第一原発事故からの復興を後押しする施設の誕生を歓迎した。
 村によると、村の人口5990人(6月末現在)を上回る約7500人が来場した。オープニングセレモニーでは菅野典雄村長、大越憲一村行政区長会長、中井勝己福島大学長らがあいさつし、村民と一緒にくす玉を割って開業を祝った。
 無添加食材を売りとする軽食コーナーには長い列ができた。3月末の避難指示解除に合わせて村内伊丹沢の自宅に戻った山田キヌイさん(76)は「村内には食堂がまだ少ない。家から近いので貴重な施設だ」と喜んだ。
 直売コーナーでは村内で栽培されたサヤインゲン、カスミソウをはじめとする野菜、花卉(かき)が人気を集めた。南相馬市鹿島区の越野節子さん(73)は孫の加藤大馳(だいち)君(11)=埼玉県=と一緒に切り花などを購入した。「花がいっぱいでおしゃれな場所。またゆっくり来たい」と満足そうだった。
 避難を続ける村民の再会の場にもなった。南相馬市の借り上げ住宅に1人で暮らす古川光子さん(83)は「7年ぶりに会えた人もいた」と笑顔を見せた。
 施設内のコンビニエンスストア「セブン-イレブン」も同日、オープンした。
 「までい館」の営業時間は午前10時から午後7時(コンビニエンスストアは午前6時から午後8時)まで。トイレは24時間利用できる。
 問い合わせは「いいたて村の道の駅までい館」 電話0244(42)1080へ。




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