観光戦略見直し方針 松本市が年度内、外国人客増に対応 – 中日新聞



外国人観光客も多く訪れる国宝松本城。松本市は新たな観光戦略をつくる=同市丸の内で

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 松本市は十八日、市の観光戦略を本年度内に見直す方針を明らかにした。現行の観光戦略は、二〇〇六年度に策定されてから十年以上が経過しているほか、市内を訪れる外国人観光客が増加していることなどを踏まえ、新たな観光振興の指針をつくることにした。市議会経済地域委員協議会で説明した。
 現行の観光戦略は、国際観光都市の実現や質の高い観光体験の提供などを基本理念に掲げ、「市民」「環境」「少子高齢化」など六項目ごとに戦略を示している。
 市民講座「観光ホスピタリティカレッジ」の開催、松本検定実施、市の公式観光情報サイト「新まつもと物語」の開設のほか、多言語化などにも取り組んできた。
 同市では、宿泊を伴う外国人観光客数が昨年に過去最高を記録。近年は、会員制交流サイト(SNS)といった情報発信ツールの多様化、他の自治体と連携した広域観光の推進など観光を取り巻く状況も大きく変化していることから、新たな観光戦略をつくることにした。
 十一月に松本大や松本観光コンベンション協会の関係者らによる有識者会議を発足させ、現行の観光戦略の検証も含めて論議する。
 同協議会では、観光地整備などの大きな投資や二〇一九年のラグビーワールドカップ、二〇年の東京五輪・パラリンピックを見据えた策定を求める指摘があった。
 市観光温泉課の担当者は「観光戦略の内容に具体性を持たせるなどして、市民や観光事業者にとっても分かりやすいものにしていきたい」と話した。
 (水田百合子)

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