加森、航空機で観光事業 来春から丘珠拠点にチャーター便 – 北海道新聞



 観光レジャー業大手、加森観光(札幌)の加森公人社長(74)は14日、札幌市内で北海道新聞のインタビューに答え、航空機を使った観光事業に乗り出す考えを明らかにした。来春から主に外国人富裕層を対象に、小型飛行機をチャーターして丘珠空港を拠点に全道の空港を結ぶ。チャーター便の利用状況を見極めた上で再来年中にも小型飛行機かヘリを自社で購入して運航委託し、同社のルスツリゾート(後志管内留寿都村)付近に滑走路などを整備する考えだ。

 チャーター便は、遊覧飛行を手掛ける「せとうちSEAPLANES(シープレーンズ)」(広島県尾道市)の8人乗りターボプロップ機(プロペラ機)を使う。来年5月の大型連休中にも運航を始め、丘珠を拠点に利尻や女満別など道内14空港を結ぶ計画だ。

 さらにおよそ1年かけて、チャーター便の利用状況を見極め、利用者の反応なども基に、再来年中にも小型飛行機かヘリコプターを購入する。並行して、ルスツリゾート付近に約800メートルの滑走路かヘリポートを整備し、同リゾートを拠点に、航空事業者に委託する形で航空機を使った観光事業を本格化させる。利用料や滑走路などを含めた事業費は現在精査している。

 加森社長は「航空機を使えば道内各地が日帰り観光圏になる。新しい観光の形をPRしていきたい」と話している。

 国土交通省東京航空局によると、道内に拠点を持ち、観光目的などで小型飛行機やヘリを運航する事業者は北海道航空など4社あるという。




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