台風の傷リンゴをおいしく 瓶にもこだわり – 長野日報







台風で実が傷ついたリンゴを原料としたジュース。球状の瓶にもこだわった新商品=JA上伊那

JA上伊那は14日、10月の台風21号で実が傷ついた「ふじ」を原料とした「信州上伊那リンゴジュース」を発表した。16日から地域のJA直売所などで販売する。リンゴに見立てた球形の瓶を、収穫用木箱をイメージした紙箱で包み、見栄えにもこだわった新商品。果樹と共に花きの生産が盛んな地域特性を踏まえ、飲み切った後は花瓶にすることも提案する。「被害は受けたが、味は確か。おいしく飲んで農家を応援して」と購入を呼び掛けている。

台風21号では伊那で19・5メートルの最大瞬間風速を観測。営農部によると、収穫期を控えた「ふじ」は管内で50トンが落果し、今秋の出荷量は3割減となった。強風ですれて傷ついた実も多くあり、これらを11月中に集荷してフルーツ工房ピュア(飯島町)でジュースに加工した。

商品デザインはプロのデザイナーに依頼。見た目をかわいくし、「伊那谷土産」としても選択されやすいようにした。今季は3000個の製造を予定している。商品発表した同JAきのこ・果実大使のタレント、北澤ユウジさん=駒ケ根市=は「甘みが強くて後味スッキリ。お土産にどうぞ」。写真の共有サービス・インスタグラムでも見栄えがするとして、「インスタ映え間違いなし」とPRした。

360ミリリットルの飲み切りサイズで540円(税込み)。16日から「あじーな」(南箕輪村)などの直売所や、ファミリーマートJA店で販売を始め、下旬からはA・コープ店にも置く。県外にも販路を広げていきたい考えだ。

営農部によると、台風被害をきっかけに開発したが、被害がなくても毎年、生果で出荷できないリンゴが一定量は出るため、来季以降も規格外品の「上伊那産100%」で製造する。「ふじと、それ以外の品種のセット商品も考えたい」としている。








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