河童・銀山ボーイズ共演 – 読売新聞



 ◇スライドショー ネット公開へ

 ◇「銀の馬車道」 朝来と福崎PR

 朝来市生野町の史跡・生野銀山で、“地下アイドル”として売り出し中のマネキン人形グループ「銀山ボーイズ」と、福崎町の河童かっぱ伝説にちなむキャラクター「ガジロウ」が対面する連続再生画像(スライドショー)の撮影が進められている。日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」で結ばれる両市町のPRが狙いで、インターネットで公開して誘客につなげたい考えだ。(松田聡)

 ガジロウは福崎町出身の民俗学者・柳田国男(1875~1962年)の著書に登場する河童をもとに、同町が作ったキャラクター。兄のガタロウとともにリアルで恐ろしげな姿が話題を呼び、町内の辻川山公園にある池から水面に現れて訪れる人々を驚かせている。

 スライドショーは、銀山ボーイズがデビューした新聞記事を読んだガジロウが「加入したい」と銀山を訪れるストーリー。最初は断られるが、掘削機を使え、歌って踊れる姿をアピールする。「61番目のメンバーとして受け入れる」と返事をもらうが、地下880メートルに達する坑道は気温13度だと聞き、「そんなに寒いのか。皿の水を替えられない。また春に来る」と言い残し、見送られて福崎町へ帰る。

 両者の対面は、銀山の運営会社「シルバー生野」の大坂雄吾主任(51)が銀の馬車道が通る福崎町に呼びかけて実現。13日はガジロウが銀山を訪れ、土産物販売店のわきに設けられた銀山ボーイズの撮影コーナーでメンバーと握手を交わした。坑道跡では流れる水で皿をぬらし、掘削機の前でポーズを決めてカメラに納まったほか、観光客との記念撮影にも応じた。

 同社は、1か月以内に動画サイトで公開する予定。「両者で銀の馬車道をPRし、小さい子どもたちにも楽しんでほしい」と大坂主任。ガジロウを担当する同町地域振興課の小川知男・課長補佐(43)は「互いにお客さんを呼び込めるよう、今後も交流を続けたい。いずれ映画も作れれば」と展望を語った。




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