学校基本調査 高等教育機関進学率が過去最高の8割 課題は質向上 – BLOGOS



我が国の学校系統図(出所:文部科学省作成に最新データを更新)

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。

●北朝鮮の弾道ミサイル対処のためPAC3配備

北朝鮮が、我が国の島根県、広島県、(愛媛県が抜けていますが・・・)高知県を通過して、米国グアムに対して、ミサイル4発を発射すると表明しています。迎撃ミサイルPAC3が、4県の駐屯地に配備されました。8月15日は彼の国でも記念日ですから、記念日に合わせて発射することは過去にもあったために、気を抜くことができません。お盆休みに人騒がせなことですが、当該地域の方々には十分注意をしてほしいと思います。

●日航ジャンボ機墜落事故から32年

8月12日(土)は、日航ジャンボ機墜落事故から32年となります。乗客、乗員524名のうち520名の方が亡くなられ、4名の方が重傷を負われながらも救出されました。単独の航空機事故としては最大でした。日航では、二度と事故を起こさないために、事故機の事故の教訓を風化させず、安全運航の重要性を再確認する場として、安全啓発センターを平成18(2006)年に開設しました。事故の直接原因とされる後部圧力隔壁や後部胴体をはじめとする残存機体、コックピット・ボイスレコーダー、ご遺品、乗客の方々が残されたご遺書、事故の新聞報道や現場写真が展示されています。私も視察をさせて頂きましたが、安全の原点として、多くの方に見学してほしい場所です。

JAL安全啓発センター https://www.jal.com/ja/flight/safety/center/ 

●学校基本調査

 8月3日(木)に、文部科学省は毎年実施している学校基本調査の速報値(平成29年5月1日現在)を公表しました。

 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/1388914.htm 

 学校教育法に基づく我が国の学校制度は、写真のような系統図になっています。幼稚園、認定こども園、小、中、小中一貫の義務教育学校、高校、中高一貫の中等教育学校、特別支援学校(幼小中高)、高等専門学校、大学、短大、大学院、専修学校専門課程(専門学校)、同高等課程(高等専修学校)、同一般課程、各種学校があります。総数は56,642校に1,98万人が在学しています。そこで141万人の教員が教えています。我が国教育の特色である私学の比率は約3割となっています。これ以外に、通信教育があり、高校、短大、大学、大学院が331校に、42万人が在学し、5千人余の教員が教えています。

少子化の進展の中、小中学生数が過去最低となる一方、大学全入時代となり、高等教育機関への進学率は8割と過去最高となりました。給付型奨学金の創設等、経済的に厳しい子供たちへの支援を充実して教育の機会均等を保障しつつ、教育内容の質保証、質向上が課題となっています。平成31年4月からは職業に特化した新たな高等教育機関である専門職大学を創設されます。専門高校から専門職大学、そして専門職大学院へと接続する職業教育体系が整備されます。これにより、普通教育と職業教育の複線型の教育体系へ移行することになります。それにより、経済再生、地方創生に役立つように、社会人の学び直しを進めていくことになります。既存の大学・短大についても、半数近くが定員割れする中で、統合・再編の筋道もつけていかなければなりません。

●小中学生が978万人で過去最低。一方、特別支援学校生は14万人で過去最高

少子化の影響で、在学者総数は減少し続けています。小学生は644・9万人で、前年度より3・5万人減少し,過去最低を更新しました。中学生も333・3万人で前年度より7・3万人減少し、これまた過去最低を更新しました。小中学生は合わせて1千万人とよく言っていたのですが、979万人となっており、既に22万人も割り込んでいます。

一方、特別支援学校生は14・2万人で前年度より2千人増加して過去最高を更新しました。大学・大学院の在学者数等は増加しています。制度改正があり、幼保連携認定こども園が11万人増加して51万人、小中一貫の義務教育学校も1万人増加し2万人となっています。

●高等教育機関進学率が過去最高8割 大学短大57%、専門学校22%、高専1%

大学全入時代の本格的な到来となり、大学進学率が上昇し、過去最高となっています。現役生の大学・短大進学率は54・8%、大学(学部)進学率は49・6%で過去最高です。専門学校進学率は微減で16・2%となっています。全体では71・0%です。

現役だけでなく、浪人生を含めた大学・短大進学率は57・3%で過去最高、大学(学部)進学率は52・6%で過去最高、専門学校進学率は微増で22・4%です。高専が0・9%です。高等教育機関全体の進学率は80・6%でこれも過去最高です。

少子化の中でも、女子の進学率が向上してきました。専門学校は医療・衛生系の学校が多く、女子の進学率の方が高かったのですが、大学学部の女子学生も115・6万人となり、前年度より1・5万人増加し過去最高を更新しました。その占める割合は44・8%(前年度より0・3ポイント上昇)で過去最高を更新しています。まだ伸びてくることが予想されます。

●教育の機会均等と質向上策は

 長引き経済不況の中で、貧困世帯の増加による教育の機会均等の確保、そして、少子化の中で、教育の質保証、質向上が課題となっています。それについては、後日詳細を取り上げたいと思います。

●社会人の学び直しは

社会人(25歳以上)の在学者数は、大学で27,878人、短大で2,694人、専門学校で49,282人、大学院で60,796人であり、140,650人となっています。通信制では、正課が短大6,020人、大学138,334人、大学院3,477人の計147,831人となっています。短期プログラムも入れた社会人学び直しは全体で約49万人となっています。

社会人の学び直しを推進するために、平成31年4月開校をめざして職業に特化した新たな高等教育機関、専門職大学が創設されます。また、授業料を助成する教育訓練給付の専門実践教育訓練の制度では、専門職大学院90講座、専門学校職業実践専門課程884講座、短大・専門学校等の国家資格取得講座1,374講座、大学64講座、情報通信5講座が指定されています。そして同制度が見直され、短期プログラムを認める新たな類型が追加されました。また、公共職業訓練(委託訓練)において、「非正規雇用労働者の正社員化実現コース」が創設され、従来の短期の職業訓練から長期の正規課程の活用が認められます。そして、雇用保険法が改正され、助成額が一割アップします。

詳細はこちらへ

https://www.hellowork.go.jp/dbps_data/material/localhost/doc/senmonkyouiku_kyufu.pdf

 私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に判断し、日々全身全霊で取組みます。




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