陸の玄関口、大にぎわい – 中国新聞



大勢の駅利用客に見守られ南北自由通路を歩く仮装行列の参加者(撮影・高橋洋史)
大勢の駅利用客に見守られ南北自由通路を歩く仮装行列の参加者(撮影・高橋洋史)

 JR広島駅(広島市南区)の南北自由通路の全面利用が始まった29日、マルシェやステージなどの記念イベントが駅の南北で繰り広げられた。仮装行列もあり、リニューアルした「陸の玄関口」は終日、大にぎわい。地元からは交流の広がりに期待する声が上がった。

 「エキキタ」と呼ばれる北口一帯の東区二葉の里地区では、町内会や民間業者が記念イベントを開催。飲食や雑貨などを販売するマルシェには約30のブースが並び、ステージは太鼓や吹奏楽の演奏で盛り上がった。

 5月に南北自由通路の一部通行が始まるまで、改札を通らずに駅の南北を結ぶ道は地下通路だけだった。尾長地区連合町内会の山本真樹幹事(74)は「自由通路は念願。交流が盛んになり、寺社や自然を見に来る人が増えてほしい」と期待する。

 再開発が進む南口。猿猴川沿いにある多目的広場「川の駅」でこの日、初めて朝市が開かれた。広島県産の野菜などは売り切れが出る人気ぶり。南区のパート渡辺美紀さん(47)は「駅も明るくなった。買い物に寄る機会が増えそう」。

 朝市は月1回開く予定。運営する広島駅南口開発(同)の大宮勉課長(50)は「新旧の住民に呼び掛け、魅力を高めたい」と話した。

 仮装行列には約100人が参加し、川の駅から自由通路を通り、エキキタの寺までの約1・5キロを歩いた。中区のアルバイト高松佑衣さん(23)は「都会的で、歩いて楽しい駅になった」と声を弾ませていた。




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