「山田将史の出発進行!」第14回「群馬県へ、夏の終わりの18きっぷ旅」 – サンケイスポーツ



土合駅の下り線ホーム。列車はトンネル内に停車する。

土合駅の下り線ホーム。列車はトンネル内に停車する。【拡大】

 今年も暑かった夏が終わりました。みなさんはどちらかに行かれたでしょうか。日本の鉄道旅行といえば、休暇シーズンにはおなじみの青春18きっぷ。7月下旬に、来年春廃止となる中国地方の「三江線」で全駅訪問しに行き、その際青春18きっぷを使用したのですが、1回分余っていたので8月終わりに関東近郊で少しばかり旅することにしました。

 ■群馬県の「鉄道名所」

 まだあまり詳しくない人が鉄道趣味、とりわけ「乗り鉄」を始めるようになると、全国各地のさまざまな「鉄道名所」を学ぶことになると思います。例えば、スイッチバックのある駅。長野の姨捨、新潟の二本木、島根の出雲坂根、熊本の大畑という風に有名な駅がいくつもあります。本数が少ない駅や路線というのも気になってきますよね。近年は廃止の流れが進み、私が鉄道旅行を始めた頃には有名だった岩泉線(1日4往復だった)は廃線になり、先に挙げた三江線もまもなく廃線となります。1日1往復のみの停車で有名だった上白滝駅も廃止となり、今では代わりに札沼線の浦臼より先、新十津川までの各駅が1往復のみの停車、路線としても1往復のみの運行で日本最少となっています。

 ほかにも、特殊な運行形態だったり、かわった車両が走っていたり、そういう「ファンの注目を集める場所」というのは都会にも田舎にも多数あります。今回、群馬県でそんな「鉄道名所」を見てきました。

 関東地方と新潟県を結ぶかつての動脈「上越線」。今では旅客輸送は上越新幹線に移り、貨物列車も本数が削減され、最も本数が少ない群馬と新潟の県境区間は旅客列車が1日5往復(夏場は6往復)のみとなっています。が、始発列車で東京を出ると列車の接続が良く、うまい具合にこの本数が少ない区間で乗ることができます。

 上野からの高崎線の始発列車で群馬の鉄道の中心、高崎へ。そこから上越線に乗り換えて温泉で有名な水上へ。そして、長岡行きの列車に乗り換えます。車両も新潟県に所属する新型車両に。比較的最近まで旧型の「115系」が使われていましたが、2014年から営業を始めた「E129系」に置き換わりました。この車両に乗るのは初めてです。

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