110年の歩み振り返る 今春廃校 魚津・村木小で記念式典 – 中日新聞



林亜希子さん(手前背中)のコンサートを聴き、学校創立110年を祝う児童ら=魚津市村木小で

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 本年度限りで廃校となる魚津市村木小学校で九日、創立百十年を祝う記念式典があった。児童ら九十二人がこれまでの学校の歩みを振り返ったり、校歌を歌ったりして最後の学校の誕生日を祝った。
 村木小は四月から、大町、上野方、本江の三校と統合し、「よつば小学校」として再出発する。新夕(にった)佳子校長は式典で「村木小学校からはこれまでに九千八百七十七人が卒業した。伝統あるこの学校で勉強や運動ができたことを誇りに思ってください」と児童を激励。代表して六年生の中村瑠偉君(12)が「『やり抜こう、強く正しく手を取って』の村木精神を守って頑張っていきます」とあいさつした。
 式典ではこのほか、三年生十六人が舞台に上がり、先輩たちが第二次世界大戦や一九五六年の魚津大火で苦労しながら学んできたことや、児童数が徐々に減ってきたことなど、これまでに学んだ学校の歴史を発表。最後に、卒業生のピアニスト林亜希子さんの演奏でショパンの幻想即興曲などを聴き、校歌を斉唱して記念日を祝った。
 中村君は「思い出がいっぱい。学校がなくなってしまうのは寂しい」と話した。 (渡部穣)

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