どうなる?呑ん兵衛横丁 退去期限迫るも移転先未定 岩手・釜石 – 産経ニュース




 東日本大震災の津波で流され、仮設商店街で営業してきた岩手県釜石市の飲み屋街「呑ん兵衛横丁」の存続が危ぶまれている。仮設の退去期限が来年3月に迫る中、移転先は今も未定。有志が近くの市有地提供を市に求めたが、実現は難しい状況だ。

 呑ん兵衛横丁は、製鉄所の作業員向けに1950年代に始まった飲み屋街で、震災前は市中心部で26店舗が営業。津波で流失後は、JR釜石駅近くにあるプレハブ長屋で、災害ボランティアや建設作業員も楽しませ、観光名所になった。

 横丁の敷地は公園に戻す必要があり、土地を明け渡さねばならない。市は、元の場所近くに飲食店街を整備したが、家賃以外に3カ月分の敷金や設備投資が必要で、引っ越しできたのは一部にとどまる。

 残った店主間でも再建に向けた意向は異なり、全体での移転は不可能。現在は約30店舗が入居できる宿泊可能な施設を造れないか、有志で協議が続く。JR釜石駅付近でも、住宅再建により、集客が見込める場所に利用できる土地はほぼ残っていない。




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