築地場外市場火災 「中華そば」老舗は刑事責任問えるか (1/3) – ITmedia





産経新聞

 東京・築地の築地場外市場商店街で8月3日に発生し、約15時間燃え続けた火災。連日観光客らでにぎわっていた東京を代表する人気の商店街は瞬く間に真っ黒な煙に包まれ、7棟計935平方メートルが焼失した。「火事には一番気をつけていたのに…」。火災への警戒を強めていた商店街で、盲点となっていたのは長年の営業で蓄積した“火だね”だった。(社会部 上田直輝)

悲鳴と落胆

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建物から出火し、炎と煙が上がる築地場外市場の火災現場=8月3日午後5時20分、東京都中央区


 「あーっ…」

 大きな悲鳴とともに、黒く変色した老舗道具店の看板が崩れ落ち、焦げ臭い煙が勢いよく上がる。辺りは真っ白になり、スマートフォンのカメラを構えていた通行人も思わず口を押さえた。

 「建物から火が出ている」。通行人の最初の通報から約1時間。記者が現場に駆けつけると、消防が必死の放水を続けているにもかかわらず、建物内ではなお炎が激しく燃え上がっていた。周辺には、心配そうに見守る市場関係者や住民で人だかりができていた。

 消火活動は翌朝まで続き、約15時間後に鎮火。幸いけが人はなかったものの計7棟が全焼し、無残に崩れ落ちた屋根や黒こげの柱が痛ましい姿をさらしていた。現場近くの商店の男性(68)は「これからのことを想像するとつらい」。そうつぶやき、肩を落とした。



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