「米粉おやき」新名物に 米沢の主婦ら、置賜地方の伝統野菜活用し開発 – 河北新報



山形のニュース

「米粉おやき」新名物に 米沢の主婦ら、置賜地方の伝統野菜活用し開発

伝統野菜を具材にした「山形おやき」を試作するメンバー
食べきりサイズでおやつ感覚の「山形おやき」

 山形県米沢市の主婦らのグループが、米粉の皮で伝統野菜を包んだ「おやき」を新名物にしようと取り組んでいる。四季折々の具材で季節感を演出し、将来的に「山形おやき」として商品化し、地元の古民家などで振る舞う計画だ。地酒とともに味わう試食会を13日夜、市内で開き、参加者の声を今後の商品づくりやマーケティングに生かす。

 グループは、米沢市内でコワーキングスペースを運営する山田茂義さん(48)をまとめ役に、菓子店を営む野菜ソムリエの伊藤セイ子さん(53)、調理師資格を持つ遠藤明美さん(42)、山形県高畠町の農家丸山亜希さん(38)の計4人で構成。
 2年前に市内で開かれた食品メニュー開発セミナーの受講メンバーで、セミナーで好評だったおやきメニューに改良を加え、手作りで試作を重ねている。
 米沢市など山形県置賜地方には伝統野菜が多い。4人はこれまで、豆もやしやウコギ、雪菜、遠山かぶなどを味付けして具材にしたおやきを約10種類作り、市内のイベントなどに出店して客の反応を探ってきた。
 郷土食として知名度の高い長野県のおやきは小麦粉やそば粉が皮の原料。「山形おやき」の皮は農薬や肥料を使わない自然栽培の米粉を原料に薄く延ばし、パリッと焼き上げる。小ぶりサイズで2口程度で食べ切れるおやつ感覚が特徴だ。
 地元でおやきを食べる習慣はないが、山田さんは「おやきはどこか懐かしさを感じさせる食べ物。都会に暮らす山形ファンを引き付ける新しい名物にしていきたい」と話す。
 今春には東京都内の甘味屋で売り出す予定。伊藤さんら女性3人は「地元のおばあちゃんたちと連携しながら、古民家のいろり端で焼いて、おやきを提供するまでに広げられたらいい」と将来像を描いている。

2018年01月13日土曜日


こんな記事もよく読まれています





コメントを残す