JRAが70年ぶり番組「大変革」を敢行!? 有名血統評論家が19年夏の降級制度廃止に伴い新クラス「2400万下」創設を提言 – Business Journal



JRAが70年ぶり番組「大変革」を敢行!? 有名血統評論家が19年夏の降級制度廃止に伴い新クラス「2400万下」創設を提言の画像1

 JRA(日本中央競馬会)が、数多くの馬主による反対意見を押し切る形で、2019年の夏から廃止されることが決まった降級制度。昇級が”一歩通行”となり、上のクラスで通用しないような”弱者”に対する救済措置が消滅することで、競走馬の「サイクルが早まるのではないか」と言われている。

 JRAは今回の決定につき、「各クラスに応じた実力の拮抗した興趣溢れる競走を提供できること」「高条件競走の増加により、レベルの高い競走をより多く提供できること」「お客様にとって、より分かりやすく参加しやすい制度となること」と主に3つのメリットを掲げているが、実際にどういった影響が出るのかは定かではない。

 ただ、そういった廃止決定の中で、以前から降級制度廃止に反対の姿勢を示していた血統評論家の水上学氏が興味深い発言をしている。

「おそらくは2000万下、あるいは2400万下まで作ることが濃厚といわれている」

 水上氏は『競馬最強の法則』(KKベストセラーズ)の10月号にて、自身が連載するコラムの中で約70年続いた降級制度の廃止には「日本競馬に大きなシフトチェンジをもたらすことは間違いない」と断言。その上で、JRAが廃止実行に合わせて「2000万下、あるいは2400万下まで作ることが濃厚」と新クラスを設立する可能性が高いと語っている。

 現行は基本的に新馬戦→500万下→1000万下→1600万下→オープンとクラス分けされているが、1600万下とオープンとの間に新たなクラスを設けるということだ。

「水上さんは、このクラスを作らないと2歳時にオープンを連勝したり、重賞を勝ったりした馬が、その後ずっとオープンで走ることになると指摘しています。

 実際に2歳の早い時期に早熟性だけで重賞を勝った馬の多くは、その後苦戦を強いられる傾向にあります。そういった中で今までは降級という救済があったのですが、これが廃止になると厳しい状況を強いられることは明らか。2歳戦で『下手に勝ちたくない』と考えるオーナーも出てくるかもしれませんし、それはJRAが最も懸念している公正競馬の欠如にも繋がりかねません。またJRAが降級制度廃止で掲げる『各クラスに応じた実力の拮抗した興趣溢れる競走』にも適していないと思います。

 そういった意味で、2歳戦で活躍して頭打ちになった馬が2000万下、2400万下といった条件戦で戦える意義は大きいと思います。勝ち負けももちろんですが、上位に行ける可能性が上がれば、賞金獲得の可能性も高まります。これは降級制度廃止に反対していた多くの馬主の方々へ均衡を保つためにもあった方がいいと思います」(競馬記者)




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