香川特産 インスタ効果 – 読売新聞



 ◇販路拡大 人気ディレクターと協力

 ◇「丸亀うちわ」など注文殺到

 かがわ県産品振興機構(高松市)は、インターネットの画像共有サービス「インスタグラム」などで同世代の女性から支持を得るスタイルディレクター川人かわひと未帆さん(31)(東京都)と手を組み、県産品の販路拡大に乗り出した。川人さんデザインの「丸亀うちわ」や「香川漆器」をアンテナショップで販売し、インスタで紹介すると、注文が殺到。同機構担当者は「人気インスタグラマーの影響力は想像以上」と手応えを感じている。(岡田英也)

 川人さんは、ファッションを中心にライフスタイルやヘアスタイルなどを提案し、ファッション雑誌などでも活躍。インスタのフォロワーは8万人を超える。

 県産品の売り上げは伸び悩んでおり、同機構は20~40歳代の女性をターゲットに活路を見いだそうと、川人さんに商品のデザインとセレクトを依頼した。

 第一弾は川人さんデザインの丸亀うちわ(税込み2041円)。地中海風のタイル柄をあしらい、バッグに入れて持ち歩けるようにサイズを小さめにした。

 7月末に川人さんのインスタにアップすると、アンテナショップ「かがわ物産館・栗林庵」(高松市・栗林公園内)のオンラインショップに全国から注文が殺到。限定100本が販売開始から20分で完売した。

 今月1日から、香川漆器の皿(同1万1340円)を販売。川人さんのデザインでエメラルドグリーンとネイビーの2種類を用意し、中央部分は木目を生かした。インスタではパスタを盛りつけ、「和のような洋のような、それでいて華やかで、どんな色のお料理ともあう」と紹介。10月16日まで受注販売している。

 そのほか、栗林庵では、川人さんがライフスタイルにあわせ、セレクトした手袋や香川漆器のカップ、庵治石の食器なども販売。商品の多くは、インスタでも紹介されている。

 川人さんは「伝統的な工芸品でも若い世代のファッションやライフスタイルに取り入れやすいことを、想像できるようなインスタ写真にした」と説明し、「県産品の歴史や手仕事のぬくもりを伝えられれば」と話す。

 問い合わせは「栗林庵」(087・812・3155)。




こんな記事もよく読まれています



コメントを残す